長野市内のタウンハウスにて浴室のリフォーム工事をご依頼いただきました。
既存の浴室サイズが標準的なユニットバスサイズに無く、ユニットバスを設置すると現在の浴室よりも狭くなり、スペースを有効活用できないなどの問題がありました。
また脱衣スペースが広かったのですが、洗濯機は別の場所にあるほか、着替え等はお部屋の方で済ませておられるとのことで、あまり活用をしていないとのことでした。
浴室の使用スタイルをお伺いすると、親御さまはバスタブ派、お子様方はシャワー派とのことで、今回のご提案に至りました。
まず脱衣室と浴室を一体化させ、シャワーブースとバスタブ空間を確保し、ユニットバスを設置せずに左官による従来型のバスタブとすることで既存のスペースを最大限有効活用する計画としました。
内装のタイルについてはスペースを広く感じさせ、且つ高級感を感じられるよう白を基調とし、さらにセンターベンツに青色のモザイクタイル使用することで空間に広がりを持たせるとともに、白い砂浜と青い海のような地中海風のエキゾチックなデザインに仕上げました。
さらに高級ホテルをイメージし、シャワーブースには本格的なオーバーヘッドシャワーを取り付け、石鹸置きも白磁製を使用するなど細部までこだわるとともに、照明についても仕事の疲れなどからの癒しの空間となるよう電球色としています。暖かみのある光が、白いタイルの良く映える仕上がりとなっています。
機能面についても最新の200Vの浴室換気乾燥機を設置し、シャワーのみの使用でも寒さを感じさせない仕様としているほか、バスタブ上部にもステンレス製のパイプハンガーを設置し、冬場でもお洗濯物が干せるよう家事にも配慮したリフォームとしています。