長野市内のマンションにてバリアフリー工事のご相談を請け賜りました。
マンションは設計によって、居室の床の高さに排水管が敷設してある場合がありますが、この場合、浴室やトイレなどに行くばあい排水管分の段差をまたぐで行くことになります。
こちらの場合は段差があること、トイレが廊下の突き当たりにあることなどから、「段差なく廊下から直接トイレが使えるように」とのご要望にお応えして設計をさせていただきました。
まずトイレを廊下側に配置し、トイレ自体を壁排水仕様のトイレとすることで廊下との段差を解消しました。またトイレへの腰掛、立ち上がりの補助に手すりを取り付けました。
浴室には洗い場水切り用の段差がありましたが、そちらはバリアフリー仕様のグリーチング水切りとし、開口部を広く確保できる3連引き扉とさせていただきました。
段差が解消できたこと、トイレが近くなったことお喜びいただきました。ありがとうございました。
施工地域 | 長野県長野市 |
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施工年月 | 平成20年3月 |
築年数 | 約25年 |
構造 | 鉄筋鉄骨コンクリート |
工事の種類 | 大工・塗装・内装・電気・ガス |